矢作川研究所日記

2017/07/18

アユの遡上調査終了しました

6月末をもって明治用水頭首工の魚道でのアユの遡上調査が終了しました。今年は左岸側の魚道でのべ144万尾を記録し、観測史上最高だった昨年(両岸の魚道を合計して1003万尾)にははるかに及ばないものの一昨年(128万尾)をやや上回りました。2010年以降では昨年に続いて多く、稚アユのサイズも大きかったので順調な遡上があったといえます。近隣の河川では長良川の遡上数(河口堰観測)が1995年の観測開始以降で3番目に多い遡上数、また天竜川でも遡上が多いときいていますので、東海地方では天然アユの生育はよかったようです。


遡上した稚アユ



2017/06/11

ミシシッピアカミミガメの広域一斉防除を実施しました

 豊田市アカミミガメ防除プロジェクト実行委員会(会長 矢部隆/愛知学泉大学教授)は、環境省「アカミミガメ対策推進プロジェクト」の一環として、地域住民・企業・大学・行政の共働体制によるアカミミガメ防除を進めています。
 今年度は、6月2~4日に逢妻女川で、6月9~11日に逢妻男川で、アカミミガメの広域一斉防除を実施しました。この6日間で、地域住民・協力企業から延べ486名の方々にご参加いただき、合計で1096個体のカメを捕獲しました。このうち、在来種のニホンイシガメは4%(44個体)、スッポンは19%(203個体)であったのに対し、外来種のアカミミガメは75%(823個体)を占める結果となり、両河川における増殖の実態が明らかとなりました。
 今後は、捕獲データの詳細な解析を行うとともに、カメ類をはじめ水生生物等の生息に関する調査を実施して、防除効果の検証を進めることにしています。

※ プロジェクトの内容や防除の様子は、市政番組「とよたNOW」の特集で紹介しています。
  ぜひ、ご覧ください。
  2017年7月3日(月)「捨てガメをなくそう アカミミガメ防除プロジェクト」  
 


写真1 「籠わな」の設置状況(左)と捕獲したカメの取り出し作業(右)


写真2 運搬されたカメの計測作業(左)と計測の指導を受ける豊田西高生(右)



2017/05/29

平井小学校5年生が岩本川で川遊び

一昨年度から地元住民と豊田市で「ふるさとの川づくり」を進めている岩本川で、平井小学校5年生(29日40人、31日40人)が川遊びや川のゴミひろいを行いました。子ども達をお迎えしたのは地元住民によって構成された「岩本川創遊会」です。研究所もサポートでお邪魔しました。
 まず、岩本川での取り組みについて創遊会から説明がありました。次に研究員からタモ網を川の底につけて、足で上流から魚を追い込む「ガサガサ」のやり方をお伝えしました。その後、昨年できた階段を降りて、いよいよ川へ。



はじめてのお子さんも慣れてくると上手に魚を捕まえます。カワムツの稚魚やオイカワ、ヨシノボリ、ザリガニ、オタマジャクシなどがとれていました。
あちこちで楽しそうな歓声が上がりました。


昨年の夏に「川づくり体験会」で魚が行き来しやすいプールを作ったところは秋の台風で石が動きましたが、3月に岩本川創遊会が再び手を入れています。壊れてもすぐ直せるのがふるさとの川づくりのキモです。


最後にどんな生き物が捕れたかをみんなで観察しました。学校の近くを流れているのに、あまり意識することがなかった岩本川が、実はたくさんの生きものを育んでいることを体感してくださったと思います。




2017/05/13

あいづまカメまつりを開催しました


地域住民と産・学・官で進めている「アカミミガメ防除プロジェクト」。
このプロジェクトと、外来種問題、ペットのカメを大切に飼い続けることの大切さなどをテーマにしたおまつり「あいづまカメまつり」を開催しました。
(主催:豊田市、豊田市アカミミガメ防除プロジェクト実行委員会)

5月13日(土)の前林交流館での開催には約120人、翌14日(日)の若林交流館での開催には約100人のご来場があり、子ども達の歓声も聞こえてくる楽しいまつりとなりました。
カメクイズ大会ではカメの寿命や長生きの秘訣についてのクイズが出され、多くの方が正解しておられました。
カメ博士こと矢部隆先生(愛知学泉大学教授)のトークショーではカメの進化のふしぎなどについて、会場とやりとりしながらお話しが進みました。


カメのふれあいコーナーでは17種類のカメが展示されました。
珍しいカメにびっくりする子や、甲羅に恐る恐る触れる子、餌をあげる子などでにぎわいました。


「わたしのカメ自慢」では、イラストや文章でつづられたカメ自慢の力作が集まり、表彰式やカメグッズプレゼントの抽選会が行われました。
他にもカメにちなんだ工作やバルーンアート、シャボン玉アートコーナーがありました。
このおまつりでの体験が、子ども達にとって、カメを大切に飼い続けることの大切さを心に刻む思い出となることを願います。(吉橋久美子)



2017/05/12

矢作川のアユ友釣り解禁しました!





5月11日に矢作川のアユの友釣りが解禁となりました。
写真は翌12日に小渡で撮影しました。
一目で20人以上の方々が釣りをされており、車も50台程、停まっていました。
ただ、解禁翌日ということもあってか、残念ながら釣り上げている姿は見られませんでした。










これだけ多くの方々が
待ち焦がれていたアユ釣り、
今年は豊漁の年になることを
祈っています!