矢作川研究所日記

2015/06/02

ニホンミツバチの巣箱を設置


矢作川研究所の3階屋上に、ニホンミツバチの巣箱を設置しました。ニホンミツバチは、日本に生息している野生のミツバチで、矢作川の河畔にも生息しています。今回、中部日本みつばちの会の方から、名古屋市内で捕獲したニホンミツバチを譲っていただきました。これから、豊田市の街中でニホンミツバチがどのような花を訪れるか調べる予定です。
多くの野菜や果物は、昆虫が花粉を運ぶことで実をつけることができます。このような昆虫のはたらきは普段あまり気にしていませんが、とても重要なものです。もし花粉を運んでくれる昆虫がいなければ、人間が食べる野菜や果物がなくなってしまうからです。ニホンミツバチをとおして、このような昆虫の働きを調べてみようと思っています。(岸茂樹)