矢作川研究所日記

2016/04/24

久澄橋下流で竹林の伐採が行なわれました

矢作川久澄橋下流の右岸で竹林の伐採が行なわれました。この場所は川辺に沿って幅約20m長さ約1.2kmにわたって竹が密生しており、洪水時の流下阻害や景観の悪化、河畔生態系への悪影響が懸念されています。
伐採に先立ち、豊田市太田稔彦市長および国交省豊橋河川事務所関健太郎所長から洪水対策としての竹林伐採と河道掘削の必要性についてお話があり、矢作川研究所からは河畔生態系の保全とヒートアイランド対策に向けた竹林伐採の意義を説明しました。
作業にはNPO矢作川森林塾とトヨタボランティアセンターから約100名ものボランティアが集まり、半日をかけて竹を伐採しました。伐採作業は今後も続けられ、その後は河道の掘削が実施されて、対岸の御立公園のように整備されることになっています。(浜崎健児)