第15回矢作川「川会議」

2015/05/09

第15回矢作川「川会議」が古鼡水辺公園にて開催されました。「母なる川、矢作川のこれから」をテーマにした今回は、前日までの五月晴れから一転して朝から曇に覆われ肌寒い中でしたが、246名もの参加がありました。基調講演では、前豊田市長の鈴木公平さんから個人そして行政の立場から関わられた様々な経験をもとに矢作川への想いをお話しいただきました。講演中にちらついた小雨も意に介さず話される様子に参加者も熱心に聞き入っていました。矢作川「川会議」実行委員会代表の硲さくらさんからは矢作川「川会議」のふりかえりとして、立ち上げから現在までの川会議の内容や構成団体の紹介、そして関わってくださった大勢の方々への感謝の想いをお話しされました。ディスカッションでは、鈴木公平さんに加え、山~川~海の立場から、根羽村森林組合の今村豊さん、矢作川「川会議」実行委員会の新見克也さん、東幡豆漁業協同組合の石川金男さんにパネラーとしてご登壇いただきました。各立場からの活動紹介やこれからについての話題が展開される中、自分たちの想いを別の立場の人たちに知ってもらいたいという意見が印象的で、それぞれの立場に留まらず流域としての連携・交流を進めていく必要性を感じさせる内容でした。交流会にも多くの方が参加され、恒例となった太鼓の演奏(御船太鼓クラブ)や矢作川の魚・カメの展示(矢作川水族館)とともに話に花を咲かせ、盛況のうちに閉会となりました。(山本大輔)


笑顔もこぼれるパネルディスカッション


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