第12回 矢作川学校ミニシンポジウム

2016/03/05

豊田商工会議所で開催されたミニシンポジウムでは、13題の発表がありました。高校生では矢作川河畔の活動「セセラギプロジェクト」(豊田東高等学校)の報告や矢作川で捕獲したスナヤツメに関連する実験(愛知教育大学附属高等学校)などの発表がありました。大学生および大学院生では、矢作川の底生動物と河川環境に関する研究(愛知工業大学)、外来カメをテーマにした研究(愛知学泉大学・名古屋大学)、矢作川河畔の植生の研究のほか、ドローンカメラや全天球カメラという新しい記録方法の試み(大同大学)の発表がありました。高校生、大学生および大学院生の発表が並ぶなか、小学校5年生の森川さん(豊田市立青木小学校)が「矢作川の水と浄化方法を調べよう」と題してポスター発表をしてくれました。
今、一つ一つの発表要旨を読み返しています。矢作川という自然を相手にした現場調査では多くの苦労があったことでしょう。エクセルと格闘し、データを取りまとめた夜も多かったことでしょう。10 ~ 15分という短い発表時間に皆さんが経験された沢山の試練が凝縮されていました。ミニシンポにおける互いの発表が刺激となって、皆さんの今後の研究が一層深まるとうれしいなと思います。(内田朝子)



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