初音川ビオトープ 植物観察会が行われました

2019/06/09

毎年恒例となっている初音川ビオトープでの植物観察会。
初音川ビオトープ愛護会からお招きを受けて、今年も研究員が講師を務めました。

この観察会は、愛護会がビオトープの管理を行うに当たり、
取り除くべき植物と、残すべき植物を確認しようと実施されています。
取り除くべき植物については、今回、これまで除去の対象としてきたネズミムギ、セイタカアワダチソウ、シナダレスズメガヤ、アレチヌスビトハギに加えて、今年になって多く見られるようになったコヌカグサを加えました。

小雨降る中、20数人の参加者と共に、取り除くべき植物を確認し、
時に引き抜きながら、ビオトープを巡りました。
熱心な参加者からは「在来種のヤマハギと外来種の
アレチヌスビトハギの葉が似ていて見分けにくい」という声が上がり、
前者は小葉が丸く、後者は角張っていることを伝え、
みなさんに確認してもらいました。

観察会で得た知識を今後の活動に活かしていただき、
ビオトープがますます地域の人々に愛される場になることを願っています。




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