ドローンでオオカナダモ分布状況を確認しました

2020/12/03



毎年、晩秋から初冬にかけて行っている平戸橋下流から久澄橋までの外来生物オオカナダモの分布調査も今年で10年目を迎えました。

矢作川漁協の方々のアユ釣り船に乗せていただき船上からオオカナダモを目視して分布状況を把握していたのですが、船頭さんの高齢化が進み、2018年からはドローンを飛ばして、上空から撮影した動画を見ながら分布を確認する方法も併用しています。




写真のように、水位も低く水が澄んでいるので、上空からもオオカナダモの群落がはっきりと分かります。


今年は昨年に引き続き繁茂面積は狭く、特に籠川合流点より下流ではこの10年で最も狭い面積となりました。また、平井公園の前あたりも以前に比べ、面積が大きく減少しました。



一方、平戸大橋を挟んで上下流の右岸側は減少はしているものの、依然として面的な繁茂が見られました。





カモ類はドローンが迫ってくると慌てて飛び立ったり、水に潜ったりと、驚かせてしまいます。
あちらこちらで見かけたコイは、水面が波立つほどの高さで飛んでも悠々と泳いでいました。



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