No.173 ニブハタケナガゴケ

ニブハタケナガゴケ(Ectropothecium obtusulum)
 矢作川では、岸辺の湿っぽい環境だけでなく、年中、水が流れている早瀬の川底にも繁茂しています。コケ植物は、庭園に植えるだけでなく近年では、部屋のインテリアとしても親しまれる身近な存在です。
 アユの餌となる付着藻類も“コケ”と呼ばれているので、コケ植物のことはモス(moss)と呼ぶと区別できますね。この種は、矢作川の瀬に生えている代表的なコケ植物です。一気に読むにはちょいと長い和名です。どこで区切るのがよいのでしょう。ちなみに、この和名は、タケナガゴケにニブハという命名に関係した人名が付いているとのことです。


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