No.51 エゴノキ

えごの花ながれ溜ればにほひけり(草田男)
里山に多く見られる落葉広葉樹ですが、白い花を鈴なりにつける初夏に最も目立つ存在となります。材は緻密で細工しやすいので器や玩具、こけしなどを作るのに使われました。実の果皮は有毒なエゴサポニンを含み、口にするとえぐいのでこの名があります。この果皮は川に流し魚を麻痺させて捕えたり、洗浄効果があるので石けんとして用いられたりしました。地方名のひとつ「セッケンノキ」はその使い方に由来します。

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