No.63 鈴木三四郎

鈴木三四郎(1857~1912)~「枝下用水」人物記その2

安政4年、碧海郡竹村に生まれ、村役場の吏員、郡会議員を勤める。 後に西澤真蔵と出会い、枝下用水開鑿事業につくす。
1889年、枝下用水工事は県直営をやめ、西澤・時田光介に委嘱。鈴木は事務所会計長となり、西澤の片腕として資金調達や交渉、各村々との応接にあたった。
しかし災害の度に工事への反感がおこり、迫害を受けることもあった。西澤同様、鈴木自身も工事に家財を使いはたし、57歳で没した。
参考:『竹村風土記』、『豊田市史』人物編(肖像画も)


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