No.141 ミソハギ

お盆が近づいてきたので、お盆に関わりのある植物をご紹介しましょう。ミソハギです。湿地に生え、高さ1mほどになるミソハギ科の多年草で、長い花穂に並ぶ鮮やかな赤紫色の花が目を引きます。この写真は初音川ビオトープの水辺で撮影しました。
盆花や精霊花とも呼ばれ、お盆に仏前に供え、花穂で供物に水をつけます。その由来について江戸中期の国学者、天野信景は「昔の医書にミソハギが喉の渇きを止めるのに効くとあるので、亡者の喉の渇きをいやすためにこの草で水をかけるのではないか」としています。名前も「禊萩(みそぎはぎ…みそぎは罪やけがれを水で洗い清めること)」に由来しているという説が有力です。
みそ萩や水につければ風の吹く 小林一茶
(洲崎燈子)

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