No.142 テナガエビ

矢作川にはテナガエビの仲間が2種類います。テナガエビとヒラテテナガエビです。
テナガエビには一生を河川や湖沼で過ごす陸封型と、孵化した幼生が海へ下る降海型があり、矢作川中・下流では降海型のテナガエビが見られます。その数は明治用水頭首工より下流で多くなり、海に近づくとさらにたくさん見られます。
テナガエビは前から1対目と2対目の脚にはさみを持ちますが、オスは2対目の脚が体長よりも長く、名前の由来となっています。メスや若い個体は2対目の脚が細くて短いので、スジエビと見間違うこともよくあります。


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