No.155 オイカワ

 あまりにも身近過ぎて、紹介しそびれていたオイカワ。あちこちの川で見られ、川魚の代表と言っても過言ではないでしょう。ただし、昔は「真っ黒になるくらいたくさんいた」ようですが、最近「オイカワが減った」という声が聞かれます。
 オイカワは川が明るく開けており、浅いところで比較的よく見かけます。小さな川では、川の中に土砂が溜まり草が密生しているところも多く、そうした場所ではカワムツの勢力が拡大しているように感じています。ふるさとの川づくり事業を進めている岩本川でも、川の中の土砂を取り除く浚渫工事の前はカワムツばかりでしたが、浚渫の後から土砂が溜まりすぎないように草刈り等の日常の維持管理を岩本川創遊会が行っている箇所では、以前よりもオイカワが多くなっています。
 オイカワには、ハエ、シラハエ、アカモト、ヤマベなどなど地方名がとても多く、「夏より冬のほうが美味しい」とか「ウナギ釣りのエサにした」などのお話しがよく聞かれ、やはり身近な生き物だったことが伺えます。

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