No.158 スティゲオクロニウム属の一種

きれいな緑色をした肉眼的な糸状緑藻です。時々、矢作川の川底の石にも生えています。矢作川でなじみの糸状緑藻といえば、通称「アオンドロ」と呼ばれるカワシオグサ(<i>Cladophora glomerata</i>、<a href="https://www.yahagigawa.jp/ikimono/entry-345.html">矢作川の生き物No.20</a>)です。スティゲオクロニウム属も肉眼でよく見ると枝分かれしているので、ついカワシオグサと思ってしまいます。顕微鏡でみると、スティゲオクロニウム属は、枝についた細胞の先端は細くなっていて、全体にエレガントな感じがします。今のところ、スティゲオクロニウムの一種が、カワシオグサのように矢作川の川底一面を覆い尽くす事態は確認されていません。


おはようございます


  • 前へ
  • 一覧
  • 次へ

矢作川の生き物エントリーリスト