No.174 サワガニ

 日本では22種のサワガニ科のカニが確認されており、このサワガニは本州、四国、九州の広い範囲に分布しており、その他の1種が九州南端、残りが南西諸島に生息しているそうです。他の多くのカニ類では卵から孵化すると水の中を漂う幼生期を送りますが、サワガニ類は親ガニと同じ小さなカニの形で産まれ、ふ化後もしばらくメスのお腹に抱かれて過ごします。知らずにこの時期のメスを採集すると、網の中に小さなカニがどっさり入ってしまい、そっと川に戻したこともありました。サワガニは意外に長生きで、5年~10年程生きると言われています。
 サワガニは食用にもされ、素揚げで食べるのが一般的です。以前、矢作川の支流で調査をしていた際、ザルでたくさんのサワガニを採集されている方を見かけたことがありました。


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