2011年 矢作川「川会議」が開催されました。

5月14日(土)新緑の気持ち良い青空の下で「矢作川をもっともっと知ろう」をテーマに矢作川「川会議」が行われました。今年は約250名の参加者がありました。まず国交省豊橋河川事務所の新髙副所長から、日本の他河川とも比較しながら矢作川の特徴をご報告頂きました。次に当研究所の山本研究員から矢作川で数を減らした魚たちと、川に関わる人の楽しみを増やす川づくりについての話がありました。続いて関西学院大の古川研究顧問から、矢作川流域ではさまざまな業界のステイクホルダー(利害関係者)が立場を超えて協調していることが大きな特徴とのご紹介がありました。その後、作家の阿部夏丸さんの進行のもと、会場の全ての方々のご参加により矢作川の思い出を語って頂きましたが、特に70代以上の方々が、矢作川で泳ぎ、魚を捕り、小遣い稼ぎをしていた頃のお話を生き生きと語って下さったのが印象的でした。矢作川を見つめなおすシンポジウムになったのではないかと思っております。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。(洲崎、内田り)