平成23年度豊田市矢作川研究所シンポジウムのご案内【終了】

 矢作川研究所は、地域の自然環境や生物多様性の保全、復元を目指して調査・研究を行っています。その成果を広く公開するため、毎年シンポジウムを開催しています。今年度は下記の通り、シンポジウムを開催します。みなさまのご参加をお待ちしています。

平成23年度 豊田市矢作川研究所シンポジウム
   テーマ『川の力を取り戻す
       ~アユから眺めた矢作川のいま~』
開催主旨:
 矢作川流域の河川環境には様々な課題がありますが近年、中流域においてオオカナダモの大繁茂や川底の石の小型化など、これまでにない現象がみられるようになり、新たな問題が起きている可能性があります。
 本シンポジウムでは、川の形や河川流量、砂の量の変化などに着目し、アユをはじめとする川の生物の視点から矢作川の問題を考えるシンポジウムを開催します。


【講演】
「アユの漁獲不振を引き起こす
       河川改修とそのメカニズム」
         浅枝 隆 (埼玉大学大学院)
「アユから眺めた矢作川の河川環境」
         山本 敏哉(豊田市矢作川研究所)
「底生動物からみた矢作川の河床環境」  
         内田 臣一(愛知工業大学)
【パネルディスカッション】
  パネラー:浅枝 隆、高橋 勇夫(アユ研究家)
       内田 臣一
 コーディネーター:山本 敏哉
【ポスター展示】
  アユの研究事例(天竜川、豊川、矢作川)
日 時:平成24年2月11日(土) 13:30~16:30
場 所:JAあいち豊田ふれあいホール
主 催:豊田市
後 援:国土交通省豊橋河川事務所・愛知県豊田加茂建設
    事務所・矢作川水系七漁協連絡協議会・豊田土地
    改良区
参加費:無料
    ※レセプション(17:00~)への参加は有料
     (要事前申込み)