【1月21日】「生態ピラミッドの頂点に立つ鳥類をシンボルにした自然再生」セミナーを開催します

下記の通りセミナーを開催します。関心のある全ての方のご参加を歓迎致します。

テーマ:生態ピラミッドの頂点に立つ鳥類をシンボルにした自然再生

日時:2020年1月21日(火)午後3時00分~5時00分
場所:豊田市職員会館3階第1部室

講演1 
「サシバをシンボルにした生物多様性の保全 ~サシバのすめる森づくり~」
                   川島賢治氏(豊田市自然観察の森)

2003年より豊田市自然観察の森では、里山のシンボルであるサシバの生息環境を保全するために「サシバのすめる森づくり」事業が行われています。繁殖環境の保全はもとより、サシバは渡り鳥であるため中継地や越冬地の保全、保護のネットワークもかかせません。現在、国内外の関係団体・企業と協力体制が整えられつつあります。セミナーではサシバの生態から豊田市内の取り組み、越冬地であるフィリピンでの活動などを紹介いただきます。


講演2
 「豊岡市におけるコウノトリをシンボルにした生物多様性の保全」
           佐川志朗氏(兵庫県立コウノトリの郷公園)
     
 野外で一度絶滅した我が国のコウノトリは2005年から野生復帰が着手され、現在では179羽が野外で生活しています。分布域も全国および朝鮮半島に拡大しており、今年度は鳥取県や福井県で新規営巣地が確認されました。豊岡盆地では丸山川流域の河道内外での氾濫原の創出、水域連続性の確保、環境配慮型護岸の導入が自然再生事業として実施され、県外でも導入の動きが広がりつつあります。佐川氏には、コウノトリの生息場所を創出する丸山川流域での生物多様性保全の取組を講演いただきます。

申込不要