豊田市アカミミガメ防除マニュアル

豊田市アカミミガメ防除マニュアル(2020年3月発行)



ミシシッピアカミミガメは北アメリカ原産の外来種です。ペットとして持ち込まれた個体が野外で増殖しており、水生植物・農作物の食害や固有種ニホンイシガメの生息に及ぼす悪影響などが懸念されています。

豊田市は2016~18年に環境省が実施した「アカミミガメ対策推進プロジェクト」に参画し、豊田市アカミミガメ防除プロジェクト実行委員会(会長 矢部隆 愛知学泉大学教授)を立ち上げ、逢妻女川と逢妻男川の市域区間を対象に、地域住民と企業・大学・行政の共働体制でアカミミガメ防除に取り組みました。

これらの成果をまとめたものが「地域のみんなで身近な自然を育むために~アカミミガメ防除マニュアル~」です。外来種対策の必要性に始まり、アカミミガメの捕獲方法や作業する際のポイント、カメの見分け方、地域での取り組み事例などを紹介しています。


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生きもの地域活動マップ 2019(2020年3月発行)



2019年度からは、民・産・学・官の共働体制を活かして逢妻女川・逢妻男川の一部区間で防除効果の検証を進めながら、水生生物の調査や外来種問題の啓発活動を行う市民団体などへの支援を行っています。アカミミガメ防除をきっかけとして、身近な川の現状に気付いてもらい、自分たちの手で地域の自然を守り伝えることができる人材が育成されることを目指しています。

これらの成果をまとめたものが「生きもの地域活動マップ(2019年度の活動概要)」です。逢妻女川と逢妻男川で見られる水生生物の分布や、地域での活動事例などを紹介しています。


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