日時:2018(平成30)年2月3日(土) 13:30~16:30
場所:JAあいち豊田 ふれあいホール
豊田市は『豊田市矢作川河川環境活性化プラン』をもとに、「市民との共働による河畔づくり」を進めています。豊田市内では19の水辺愛護会と複数の市民グループ・企業が河畔林の保全活動を行い、景観や親水性の改善に大きな役割を果たしています。しかし、多くの団体が活動の負担や高齢化、後継者不足といった問題を抱えています。地域の人々による活動がこれからも続き、広がっていくためには、川の新たな恵みを創っていく必要があります。
このシンポジウムでは水辺の愛護活動の成果と課題を整理し、望ましい河畔林の姿を再確認するとともに、活動に独自の工夫を取り入れている団体を紹介します。また、天竜川の鵞流峡(がりゅうきょう)で行われている、放置竹林の竹を観光資源、燃料、食品として活用する取組について報告して頂きます。そして今後、市内の水辺愛護活動を継承、発展させ、良好な川辺空間を創っていくにはどうすればいいか、意見交換を行います。
報告「豊田市の水辺愛護活動とめざす川辺の姿」
洲崎燈子・吉橋久美子(豊田市矢作川研究所)
「有間(あんま)竹林愛護会の活動」
原田茂男氏(有間竹林愛護会)
「矢作川を見たい! トヨタ自動車・トヨタグループ従業員による竹林伐採ボランティア活動」
田中建三氏(トヨタ自動車㈱トヨタボランティアセンター)
講演「竹で遊ぼう。竹で暮らそう。」
曽根原宗夫氏(天竜舟下り㈱)
意見交換「川辺の『守(も)り』をつなげるために」
登壇者/曽根原宗夫氏(天竜舟下り㈱)
原田茂男氏(有間竹林愛護会)
田中建三氏(トヨタ自動車㈱トヨタボランティアセンター)
今井忠良氏(石倉水辺公園愛護会)
進行/洲崎燈子・吉橋久美子(豊田市矢作川研究所)
書記/名畑 恵氏(NPOまちの縁側育くみ隊)
主催:豊田市
後援:国土交通省豊橋河川事務所・愛知県豊田加茂建設事務所・矢作川水系八漁協連絡協議会
開催報告(Rio 2018年7月号 No.207) →
記録(矢作川研究 23号) →