第1回矢作川オオカナダモ駆除検討会

矢作川で大繁茂しているオオカナダモの駆除に向け、第1回目の委員会が神戸大学の角野康郎先生のもと開催されました。
委員会では、矢作川のオオカナダモ繁茂の実態や繁茂による影響について確認し、今後の行動について議論しました。

オオカナダモは越戸ダム下流から久澄橋の間で繁茂しており、特に、越戸ダム下流から篭川が合流するまでの区間で著しいことを共有しました。繁茂の影響に関しては、アユ漁に被害があるだけでなく、都市河川の景観を悪化させていることや大繁茂によって河川生態系が変化し、生物多様性を低下させていることも重要な視点であることを再認識しました。

今後、駆除に向けては、実験区を設定し、手法そのものも実験対象にしていくことにしました。また、オオカナダモが繁茂しにくい川作りに向けてハード面の検討も要望されました。

この委員会の内容を踏まえて実践に移していく予定です。(内あ)