スタッフ紹介 - 吉橋 久美子(よしはし くみこ)

専門 環境社会学

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プロフィール

1970年福岡生まれ。奈良女子大学家政学部住居学科卒。建設会社に勤務後、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。環境NPOでの環境まちづくり研究をきっかけとして、住民参加型のまちづくり等におけるファシリテーターを務める。2015年4月から2023年3月まで、および2024年9月から現在に至るまで豊田市矢作川研究所の非常勤研究員。河畔林の整備を行う住民団体水辺愛護会の支援および「ふるさとの川づくり」事業に携わる。水辺愛護会の活性化に向けた研究、川と子どもの関わりなどについて調査を行っている。

紀要

・吉橋久美子 ・山本大輔(2023) 川の生物に対する児童の捕獲体験と関心との関わりについて―豊田市の岩本川での事例報告―.矢作川研究27:33-41.
・吉橋久美子・洲崎燈子(2022)川辺林の保全団体はどのような将来像を描いたのか ―豊田市の2つの水辺愛護会の事例から―.矢作川研究26:35-46.
・吉橋久美子・浜崎健児・今井菊平・近藤 悟・望月建彦・洲崎燈子(2021)河畔林の愛護活動にニホンミツバチの養蜂を組み合わせて活性化を図る試み:百々水辺愛護会における3年間の取り組みと効果について.矢作川研究25:47-59.
・吉橋久美子・山本大輔(2020)子どもが描いた「川と生き物の絵」は川学習の前後でどのように変化したか.矢作川研究24:55-67.
・吉橋久美子・山本大輔(2019)地域住民と行政による小川の自然再生「ふるさとの川づくり事業」の記録.矢作川研究23:77-88.
・吉橋久美子(2018)矢作川中流部の子どもの川遊びについて.矢作川研究22:57-67.
・吉橋久美子(2017)愛知県豊田市の水辺愛護会活動の成果と課題.矢作川研究21:55-68.
・伊從勉・丹羽結花・船附久美子(船附=吉橋旧姓)(1999)京都都心部における町家と街区の空間構成の変容について:戦後の都市計画法制が歴史都市にもたらしたもの.人間・環境学8 :25-56,京都大学大学院人間・環境学研究科

著書

・吉橋久美子(2010)屋根のない学校 対話共生型住まい・まち学習のすすめー身近な「暮らす場」での子と母の住教育・環境共育, 財団法人住宅総合研究財団住教育委員会 編:174-185,萌文社
・吉橋久美子(2009)環境首都コンテスト 地域から日本を変える7つの提案―率先例をつくりだす‐成果が人々に希望と行動する勇気を与える, 環境首都コンテスト全国ネットワーク・財団法人ハイライフ研究所 編著:176-198


聞き取りにて、川を見ながら語り手の声を録音する様子