2009年矢作川「川会議」が開催されました

5月9日、第9回目となる矢作川「川会議」が開催され、215名という多数の方のご参加を頂きました。どうもありがとうございました。
今回のシンポジウムのテーマは「矢作川の風景と生物多様性」でした。東大の清野聡子助教による基調講演「流域の生物多様性と経済−矢作川の謎−」では、この地域の自然資源と活発な経済活動、ものづくり技術の高さと、争いを収め、合意形成に至る矢作川流域独特のしくみをご紹介頂きました。またパネルディスカションは関西学院大の古川彰教授をコーディネーターとして進められ、生物多様性を守ることは流域の豊かな自然資源を守ることでもあり、そのためには多様な人が自然と関わり、自然との上手なつきあい方を学んでいく必要があるという認識を共有して、盛会のうちに閉会しました。(宮田・洲崎)