No.127 オオシロカゲロウ

毎年9月初旬から中旬の夜、上の写真のように灯りに集まり、ひらひらと舞うカゲロウです。その命は短く、羽化して水中から出た後、2時間程で死んでしまいます。矢作川中流に架かる平戸橋ではたくさんのオオシロカゲロウが集まり、死んでしまったカゲロウが道路に積もり、車がスリップする程の年もありました。

カゲロウは幼虫時代を水中で暮らす昆虫で、下の写真のようにカゲロウの中では大型で20mm前後になります。幼虫は突出した大きなアゴが特徴的で、砂礫底にU字型の穴を開けて生活しています。カゲロウは一般的に卵→幼虫→亜成虫→成虫と変態しますが、オオシロカゲロウはオスは成虫になりますが、メスは亜成虫までで終わりです。矢作川中流で発生するオオシロカゲロウはメスがほとんどで、オスとメスが受精することなく子孫を残す、単為生殖が行われているようです。

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