食材としてお馴染みのスッポンですが、どういうところにすんでいるのかイメージが湧きますか?
私にはすぐに思い浮かびます、なぜなら豊田市内にたくさんすんでいるから! 矢作川はもちろん、いくつもの支流でも見かけたことがあります。手のひらに収まるくらいの小さなスッポンが、水田の横を流れる幅50cmほどの水路に何匹もいたこともあります。
一見バラバラな環境にすんでいるようですが、これらの場所の共通点を考えてみると、いずれも川底に砂がある場所でした。スッポンは川底の砂に潜ったり、石の隙間に入り込んだりするのです。みなさんの近所にもそんな場所がありませんか? 矢作川流域は川底に砂の多いところなので、身近なところにすんでいるかもしれません。
捕まえてみたいと思ったあなた、スッポンの首はなが~く伸びますから、触るときは気を付けてくださいね。(山本大輔)