No.55 ハコネサンショウウオ

足助地区の山間の渓流で見つけました.飛び出た目が特徴で,とても愛嬌のある顔立ちです.幼生期の2~3年間を水中で過ごし,成体になると上陸します.日本のサンショウウオの中では唯一,肺が無く,主に皮膚で呼吸するため,乾燥には非常に弱く,上陸した成体にとって湿潤な森林環境が欠かせないようです.詳しい生態については<a href="https://www.yahagigawa.jp/archives/003/202104/6ee8458776a67ba0f072235dd69c3952.pdf">Rio 74 (2004.6)</a>の山上将史さんの文章をご覧下さい.
写真提供:横井麻菜美氏(椙山女学園大学人間関係学部卒業生)


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