No.189 ヤナギハムシ

成虫は体長8 mm前後で,翅の左右それぞれに10個程ある黒斑が特徴的な甲虫です.羽化間もない個体は翅の地色が写真のように淡黄褐色ですが,成熟すると赤味が増してオレンジ色になります.その名の通り,幼虫,成虫ともにヤナギ類の葉を食べ,矢作川の河川敷でも春から夏にかけてよく見られます.分布は国内だけでなく,朝鮮半島からヨーロッパまで広範囲に生息する種のようです.

撮影地:平成記念橋上流(豊田市荒井町)
撮影日:2024年5月9日
作成者:白金晶子


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