矢作川研究所日記

2018/10/06

ニホンミツバチの採蜜会のお手伝いをしました

 百々水辺愛護会と百々町環境保全会が主催のニホンミツバチ採蜜会に、矢作川学校の講師としてお邪魔しました。
 百々町でのニホンミツバチの養蜂は、水辺愛護会活動の「楽しみ」を生み出す試みとして研究所が愛護会に提案し、二年目を迎えています。この日は平井小学校地域学校共働本部の「土曜学習」の一環としての位置づけもあり、平井小学校・寺部小学校・市木小学校の親子15組、愛護会の会員、養蜂を指導してくださっている中部日本ミツバチの会の方々合わせて50人ほどが参加しました。
 浜崎研究員よりニホンミツバチの生態や巣箱の構造などについて説明を行い、メッシュテントの中に巣箱を持ちこんで、中部日本ミツバチの会の方と共に巣枠を一段を切り取りました。巣枠には蜜がしっかり詰まっており、さっそく試食してもらいました。




土曜学習で参加した保護者へのアンケート(16人回答)では「息子から『美味しい』の一言がきけてとてもうれしく、親子で楽しく勉強になりました」「はじめて巣をみられてよかった」「次回も参加したい」という記述がありました。また、このような活動をしている水辺愛護会について、16人中14人が「興味をもった」と回答し(2人無回答)、採蜜会が愛護会活動を広報する一つの機会となることが分かりました。