2018/07/13
地元住民との共働により「ふるさとの川づくり」を進めている岩本川で、平井小学校2年生が生活科授業の一環で川の体験学習を行いました。授業では身近な岩本川を季節ごとに年4回体験する予定になっており、今回はその第1回目の学習でした。子どもたちの学習をサポートするため、岩本川創遊会と矢作川研究所研究員が現地指導の講師を担いました。
多くの子どもたちにとって身近なのに初めて訪れる場所でしたが、先生やお手伝いの保護者に見守られる中、ガサガサの方法を習って生きものを捕まえたり、川の中に座り込んで水の冷たさを感じたり、全身を使って岩本川を体験していました。
岩本川創遊会のメンバーは、自分の子どもと同世代の子どもたちが相手であるため、「生きものは草の近くに隠れているよ」「みんなで魚を追い込もう」「尖った石に気を付けて」などと親心のこもった声かけをしていました。
教室に戻ってからは、捕まえた生きものをモニターに映して観察しながら、岩本川にはいろいろな生きものがいること、いろいろな環境があることを研究員から説明しました。
今後は、この授業の前後に実施したアンケートを解析し、今の子どもたちの川との関わりや川学習による学びや意識の変化について研究をすすめるとともに、次回以降の学習内容を検討していきたいと考えています。