「阿摺ダム下流(ソジバ)を語る」座談会を開催しました

2017/01/10


研究所では阿摺ダム下流(ソジバ)で、アユの生息環境を改善するための実験を計画しています。
阿摺ダム下流は昔、ソジバと呼ばれており、ソジとはヨシなどを束ねたアユを捕るための仕掛けのことで、以前はアユがよく捕れた場所でした。近年、全く釣れなくってしまったため、ソジバにおけるアユの釣果や河川環境の変化をお聞きする座談会を開催しました。

座談会には阿摺ダム下流の様子に詳しい矢作川漁業協同組合や地元自治区の方々にお集まり頂きました。1980年代、アユ釣りの解禁日には1日100尾程の釣果があったそうです。しかし1990年(平成元年)頃から砂利や石が流れず河床が動かなくなり、糸状緑藻カワシオグサが川底を覆ってしまい、2000年代にはアユが釣れなくなったとのことでした。阿摺ダム下流では多くの異変が平成に入った頃から起こり始めたと、みなさん口を揃えて仰っていました。

ソジバに1980年代の活気が戻ってくるように、地元の方々や漁業関係者、河川管理者と協力して、河床の環境を改善していきたいと思います。


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