2016/10/26
豊田市矢作川研究所は、水辺愛護会の活性化に向けた取り組みの一つとして「養蜂」に着目し、中部日本みつばちの会にご指導いただいてニホンミツバチを飼育しています。昨年は研究所の屋上に巣箱を置いていましたが、今年は扶桑町の古鼡水辺公園の近くに巣箱を移し、古鼡水辺公園愛護会のみなさんとともに養蜂にチャレンジしました。
秋には雨の日が続いたものの、無事に採蜜会を行うことができました。
採蜜会には古鼡水辺公園愛護会の方々だけでなく、平井こども園の園児たちもお招きしました。メッシュを貼ったテントの中に巣箱を入れて採蜜作業を行い、テントの外からその様子を見ていただきました。園児たちは巣箱から出てきたたくさんのハチに驚いていましたが、ハチミツを湛えた巣を巣箱から切り出すと歓声をあげていました。
巣を切り分けて行った試食では、喜んでおいしそうに食べる子や花粉のにおいを気にして食べない子など、採れたて新鮮なハチミツならではの様々な反応がありました。今年は巣箱の設置が遅れたことや秋に雨の日が続いたこともありハチミツの量が少なかったものの、愛護会の方々にも味わっていただくことができ、盛況のうちに採蜜会を終えることができました。
今後は巣箱の数を増やしながら、より多くの愛護会とともにニホンミツバチの養蜂にチャレンジしていきたいと考えています。(浜崎健児)