「ふるさとの川づくり」に関連した教育活動で、豊田市立平井小学校が第54回博報賞奨励賞に選ばれました。

2023/11/14

受賞の喜びに沸く平井小学校の尾坂校長先生(左)と筆者(右)

岩本川における教育活動の様子

博報賞とは、教育現場の活性化と支援を目的としたもので、学校や団体、教育実践者を表彰するものです。平井小学校が表彰を受けたのは、近くを流れる岩本川を対象とした一連の教育活動で、「日本文化・ふるさと共創教育」部門での受賞となりました。

平井小学校では、岩本川が「ふるさとの川づくり事業」に選定されたことをきっかけとして、地域の方(岩本川創遊会など)とともに魚とりなどの川学習を実施してきました。なかでも、地域の年長者の方がガキ大将の役割を担うことで、古き良き時代の生きものとの触れ合いが展開されたことは、特徴的な事の一つでした。「ふるさとの川づくり事業」を進める中で、地域の方から「岩本川を子どもたちの遊べる川に」という目標が掲げられましたが、それが見事に実現した一例と言えるのではないでしょうか。

矢作川研究所の研究員も、魚とりの講師や解説などを分担させていただきましたので、平井小学校の教育活動や地域の方の想いが外部機関の方にも認められたことを大変嬉しく思います。平井小学校の皆さん、岩本川の関係者の皆さん、おめでとうございました!
              報告:山本 大輔

■参考HP
(博報堂教育財団HP審査員の方による講評等)
 https://www.hakuhodofoundation.or.jp/prize/recipient/2023/24.html
(平井小学校HP博報賞受賞報告※「新着情報」の記事のためアドレス変更の可能性あり)
 https://www2.toyota.ed.jp/swas/index.php?id=s_hirai&frame=weblog


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