シンポジウムでアカミミガメプロジェクトの成果を報告

2019/02/09

 今年度のシンポジウムは環境省との共催で開催し、豊田市で3年間取り組んできたアカミミガメ防除プロジェクトの成果報告を行いました。このプロジェクトは、環境省のモデル事業として、生息状況調査や防除体制のモデルづくりを、地域住民、企業、大学、行政の共働で進めてきたものです。
 環境省職員による対策推進事業の紹介と、豊田市の成果報告を経て、プロジェクトに関わった各主体の方々をパネラーとして、このプロジェクトはなぜ共働体制で進めることができたのか、地域の自然環境保全にどう取り組んでいくと良いのかについて意見交換をしました。生物多様性保全のひとつの手段として、外来種対策や自然観察会開催などを通して、地域ごとに身近な自然環境を保全していくこと、そのために各主体の特徴を活かして役割分担し協力していくと良いことなどが話されました。
 シンポジウムでの成果報告も含めて、豊田市で取り組んだプロジェクトの成果は、環境省がとりまとめを行い、全国へ情報発信される予定です。




  • 前へ
  • 一覧
  • 次へ