矢作川研究所日記

2025/03/06

「第20回 矢作川学校ミニシンポジウム」を開催しました

今年度で20回目となったミニシンポは、昨年度にオープンしたばかりの豊田市博物館で行いました。発表数は10題でした。この内、愛知工業大の学生さん達による矢作川での研究が大半を占めましたが、濃尾平野の河川でのカメ類の研究、身近な河川の魚類を調べた独自の研究発表もありました。いつも緊張してか、シャイな学生さん達ですが、今年は、学生同士の質疑応答が活発となった場面が見受けられ、うれしく思いました。
 研究は成果を他の人に伝えることが大きな見せ場となります。発表という集大成に辿り着くには、野外調査はもちろんですが、データの整理解析、既往文献の収集などと多くの学びを伴ったことでしょう。矢作川学校では、一人一人の発表者に研究の努力を表彰すべく賞状を用意し、矢作川学校長から手渡ししました。1枚の賞状ですが、学生時代の研究の証として、また、ミニシンポジウムの思い出のお供にしていただければ幸いです。(内田 朝子)


参加者全員で集合写真を撮りました



証書授与の様子