第21回 矢作川学校ミニシンポジウムを開催しました

2026/03/13

2026年3月7日に第21回矢作川学校ミニシンポジウム(以下、ミニシンポ)を豊田市博物館セミナールームで開催しました。ミニシンポは、主に若い世代の研究者が研究成果や計画を気軽に発表・発信する場、世代を超えて自由に意見交換ができる場としての役割を担っているもので、2005年から年1回開催されてきました。

今回のミニシンポでは、学生の研究9題、矢作川研究所の研究1題の計10題の発表がありました。矢作川をフィールドにした底生動物の研究の他、外来生物アメリカザリガニ幼体に注目した捕獲罠の開発や地下水中の硝酸性窒素除去に関する研究がありました。矢作川研究所からは、洲崎研究員が長年、市民とともに調べた流域の森について発表しました。

発表者は高校生、豊田工専、大学生、大学院生と幅広い年代でした。質疑応答では、矢作川学校初代校長の梅村先生から、矢作川支流の河口部の形状変化を紹介いただくなど「世代を超えた対話」があり、ミニシンポの目的に到達している様子が垣間見られました。過去の開催では、若い人たちからの質問や意見が乏しく、大人の発言に偏ってしまうことが課題でしたが、今回は、発表者が互いに質問する場面もあり、まさしく研究者の交流の場となっていました。

例年通りリモート配信も行いましたが、それを視聴した浜松市の「ガチ!生物多様性塾」の方からは、「隣県ではあるものの、近くなので今後、連携していけるといい」といった嬉しい感想を寄せていただきました。

最後に、発表した証として「賞状」が校長から手渡されました。この発表経験が彼らの自信と勇気につながってくれることを願っています(内田)。


高校生による発表の様子

大学院生による発表の様子

洲崎研究員の発表の様子

会場に多くの方が参加くださいました

賞状の贈呈

参加した皆で記念撮影


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