2026/05/09
2026年5月9日に、広沢川猿投水辺愛護会と研究所で「川づくり勉強会」を行いました。広沢川猿投水辺愛護会(以下愛護会)は、「ふるさとの川づくり事業」を経て、2025年に発足した愛護会です(文末リンク参照)。
この日は近自然工法※の講師に指導を受けながら、いくつかの作業を行いました。
※自然に近い形を目指して行う河川の整備・改修方法。目先の川だけでなく、流域全体の自然環境や景観との調和も図る。
・置き石とクレソンの除去
川や水路の合流地点は川底が掘られてしまうため、蛇篭※などの護床工が設置されることがあります。広沢川に流れ込む水路の吐水口にも蛇篭がありましたが、浚渫後に針金が露出するようになり、川遊びをする際に危険でした。愛護会では、人が入らないように目印をつけたり、針金を短く切ったりして対処していましたが、より安全にするために、そのエリアを置石で覆いました。
・石組みの落差工のメンテナンス
落差工周辺の水際が削られて、石組みの横や下から水が流れてしまっていました。そこで、隙間に小さい石や土砂を詰めたり、削られた部分を大きめの石で補強したりして、落差工の上を水が乗り越えるようにしました。
・置き石による護岸
えぐれていた水際に石を置くことで、えぐられるのを防げるようにしました。
広沢川猿投水辺愛護会の皆さんは、いつもながらのチームワークで川づくりを進めました。たくさんの石を運んだので大変だったと思いますが、「日曜大工感覚」で川に手を入れる「小さな自然再生」の醍醐味を実感できる時間になったのではと思います。
川は変化し続けるため、手直しも随時必要になりますが、講師はその変化も楽しんでほしい、とおっしゃいました。川との楽しいお付き合いが続くことを願っています。
※竹や鉄線で編んだ籠に石を詰めた土木資材であり、川床や法面などを保護するもの。
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