2025/06/10
太田川は松平地区を流れる準用河川で,1990~1999年にかけて多自然型工法で改修された川です.その効果を調べるための調査が2000年~2002年に行われ,その結果は矢作川研究で報告されています(内田ほか,2004).それから四半世紀経って,どうなったのかを調べるため,魚類調査を行う予定です.
それに先立ち,2025年6月10日に,下河内橋付近の2地点で,予備調査を行いました.職場体験で来所した末野原中学校2年生の生徒(堀田さん)も調査に参加してくれました.雨の降る中,カッパを着て,一生懸命に調査してくれました.
結果として,カワムツ類,アブラハヤ,オイカワ,ドジョウ,カワヨシノボリなど,多くの魚種が確認されました.これまでの調査と大きな違いは見られず,良好な環境が保たれていると言えそうです.
今後,天気が良い平水時に,過去の調査と同じ地点で魚類調査を行おうと考えています.