2025/11/26
2025年11月26日に平井小学校4年生(46人)が岩本川で川学習を行いました。
今回の川学習は、川岸の土を削ったり、石の配置を変えたりすることで、生物にとってのよりよい環境づくりおよび人にとっての安全性の向上を目指す内容でした。今年5月の「岩本川のこれまでについての学び」、6月の「岩本川の変化の観察会」※1を経て、「岩本川のために何ができるか」について検討を重ねてきた4年生の皆さんの実践となりました。
この実践は、住民団体「岩本川創遊会」も行っている「水辺の小さな自然再生」※2の活動と言えるでしょう。今回も岩本川創遊会の小野内会長と矢作川研究所の山本研究員が学習をサポートしました。
活動範囲の下流側の橋の付近では、以前あった水路が埋まり、水が淀んでいたところに再び水を通すために土を削ったり、岸を削って川幅を広げたりしました。中間地点では、石を両手で運んだり転がしたりしながら移動させてアーチ状の石組みを作ったり、石を流れに沿って並べてみたりするなどして、川の流れを変えました。上流側の橋の付近では、中州によって二股に分かれた水路のうち、水が通っていなかった水路に水を通すために中州と水路の底を削りました。
シャベルやスコップなどを使って土を削ったり、石の配置を変えたりすると川の流れはみるみるうちに変わっていきました。4年生の皆さんからは「超楽しい!」「疲れたけどまだやりたい!」という声が聞こえてきました。水が冷たい秋の活動でしたが、お天気に恵まれ、やりがいのある活動だったと思います。
最後に山本研究員が、4年生の皆さんに「川はどんどん変わっていきます。みんながやったことがどうなっていくか、川に観察に来てください」と呼びかけました。自分たちが手を動かして変化させた川が、生物にとってよりよい環境になっていくか、人にとっての安全性も向上していくか、これからも関心を持って注目してもらえると嬉しいです。
(吉橋久美子)
※1.岩本川について平井小学校の4年生が学びました | 矢作川研究所
※2.多様な主体が連携し、地元住民が主役となって、日曜大工感覚で川の自然再生を目指す活動。
水辺の小さな自然再生 Collaborative Nature Restoration | 「小さな自然再生」研究会(サイト運営)、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)(サイト管理)
(同ホームページの岩本川の事例紹介 事例紹介 岩本川)