川遊び体験会「広沢川で遊ぼう」が開催されました

2026/08/02

2026年8月2日に広沢川(豊田市猿投町)で、川遊び体験会「広沢川で遊ぼう」が開催されました。地域の親子を主な対象として猿投町自治区が主催したもので、広沢川猿投水辺愛護会、猿投町まちづくり協議会が共催し、研究所は生き物解説や広沢川の歴史をお伝えすることで協力しました。市民団体「矢作川水族館」も、広沢川が合流する籠川で採れた魚を水槽で展示しました。

広沢川では、2020年度~2024年度に地域と研究所の共働による「ふるさとの川づくり事業」が行われ、「子どもも大人も安心して遊べる、生き物がすみやすい川」が目指されています。その方針に基づいて市が自然石を使った川づくりを行い、2025年度には住民による「広沢川猿投水辺愛護会」が発足して草刈りなどの日常的な管理を行っています。  

広沢川での親子向け川遊び体験会は事業当初から企画されましたが、2020年度および2021年度はコロナ禍により中止となり※、2022年度から毎年実施されています。今年は親子43人が参加し、熱心に生き物採集を行いました。広沢川は浅い部分が多く、未就園の幼い子どもも川に浸かって楽しんでいました。

生き物採集のあと、山本大輔研究員による生き物解説がありました。子どもたちは生き物の前に陣取り、ホトケドジョウやヤゴなど、広沢川で捕まえたばかりの生き物の姿をじっくり観察していました。

また、広沢川にはかつて米つき用、窯業原料である「石粉(いしこ)」づくり用の水車が回る風景がありました。今年5月に、地域の方が当時のことを描いた絵との出会いがあり、吉橋からその絵を紹介しました。

アンケートでは、広沢川の流れが緩やかで浅く、草刈りがしてあり、見守る大人が多いことから安心して遊べたという回答があり、全員が広沢川に「また来たいと思う」としていました。参加した方々は、「子どもも大人も安心して遊べる、生き物がすみやすい川」を実感できたと思います。この状態を保つには、広沢川猿投水辺愛護会が行っている草刈りなどの手入れが不可欠です。こうした思い出深い行事が、いつか次の川づくりの担い手を生むきっかけになってくれるといいなと感じた時間でした。

昨年度の川遊び体験会
2022年度の川遊び体験会
広沢川ふるさとの川づくりワークショップ


広沢川のながらかな斜面と階段

水辺愛護会の会員も一緒にガサガサ

何が採れたかな

広沢川の生き物解説

広沢川と籠川の魚たち

広沢川の昔の様子が描かれた絵の解説

一段目:左からミズカマキリ、サワガニ
二段目:コヤマトンボ、コシボソヤンマ


作成者:吉橋久美子
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