2026/06/13
初音川ビオトープ愛護会が日常的な草刈りなどの管理を行っている初音川ビオトープ(豊田市中町)では、毎年同会が主催の植物観察会が行われています。この観察会は、ビオトープの植生管理について情報を共有するという目的もあります。今年は6月13日に行われ、野田顕研究員が講師としてお招きを受け、活動で一汗流した愛護会の会員と地域住民が参加しました。
まず、野田研究員から、駆除の対象となる外来の植物(セイタカアワダチソウ、アレチヌスビトハギなど)、有用な植物(オニグルミなど)、保全する在来の植物(チガヤ、ワレモコウ、ミソハギなど)についての資料による説明がありました。
その後、ビオトープをぐるりと一周するなかで、たくさんの実をつけたマグワ(有用な植物)、ピンクの花がらせん状に咲いているネジバナや薄紫色の花をつけたヒナギキョウ(保全する在来の植物)などを観察しました。参加者も積極的に植物を観察し、「この葉を引っ張るとV字型に切れる。子ども時代引っ張って遊んだ」と葉をちぎって見せてくださったのは「ヤハズソウ」でした。矢筈のような形になるから、という野田研究員の説明に皆さん頷いておられました。
初音川ビオトープ愛護会は、2019年度に研究所とともに「管理・活動計画」を作成し、その後も計画的に管理を進めています(管理・活動計画作成ワークショップ)。そのおかげで、ビオトープは野鳥や昆虫などにとっても貴重な場となっています。今後も地域の大切な場として守られていく事を願っています。